大正きもの語り +α
         in 横浜

++ 着物日記 2004/01/11 ++
 新年明けて早々、とても穏やかな日和に、いつもの4人組は横浜をめざしました。お恵美ちゃんが教えてくれた催し「大正きもの語り」へお出掛けです。今回は、ひょんな事からメル友になったK♪(ケイオンプ)さんも合流。
 催しのフロアーショーの時間に合わせて、先にランチ。飲茶の食べ放題980円というお店を、地元のお恵美ちゃんが見つけておいてくれました。オーダー制なので残すと追加料金あり。「5人だから食べれるよね」とバンバン頼んでしまったが残さずバクバク食べました(笑)
 ランチ後、外を歩いているとティッシュ配りのお兄さんから、大爆笑する言葉を浴びせられる。折りしも翌12日は成人の日。キモノ姿の軍団とは言え、私達に向かって『ご成人おめでとうございます!』はないだろうよ、おい兄ちゃん…。

 「大正きもの語り」の会場は、横浜駅からほど近い かながわ県民サポートセンター という所。小さい会場でしたが展示品はもちろん、フロアーショーがとても凝っていて大変見応えのあるものでした。


 大正という時代はこぞって美を追求した、一番洒落気のあった時代だったそうです。ショーでは外灯やベンチが用意され、いろんなシチュエーションで楽しませてくれました。モデルさん達はみな主催者の服飾文化研究会の一員だったとか。和裁や着付け教室などを行っているそうなので"生徒さん"ということですね。お恵美ちゃんが習っている和裁もこの教室です。
では左の写真をクリックして、フロアーショーの様子をご覧ください。
       


+ 本日のみんなのこしらえ +

お加代さんの羽織紐はカルメンさんの手作り。 K♪さんの帯留めはブローチ、帯締の結び目にのせて。


★★★


さて・・・
このあとは、K♪さんのお宅におじゃましました。
K♪さんのお宅、実は、ちょっと変わったお店なのです。看板も何もありません。普通のお家です。でも中には沢山魅力的なお品が詰まっていました。商品がディスプレイされているお部屋が2つ。(1つは屋根裏的空間で本当にぎっしり詰っています!)ネットショップがありますのでRICEをどうぞご覧くださいね。但し載っているのはごく一部、興味があったらK♪さん宅で実物を見られるとよいですよ。

やわらかな 美しい光と影。これは売り物ではありません。プライベートなお部屋です。このほか K♪さん宅の素敵な調度品にセンスの良さを感じる。



おや、部屋の隅になんだか可愛い雪だるまの置物・・・。

でもただの置物じゃなかったんです!
この中にちっちゃな雪だるま型のアイスが詰まってたんですって。
お恵美ちゃんが持っているのがソレ。可愛いアイスでしょ。

そのアイス、ご馳走になりました。頭から食べるか、胴体から食べるか、あなたはどっちタイプ?



お恵美
『ねぇねぇ、お見合い写真撮ってほしいんだけど〜
 "綺麗モード"ってないの?』

お加代
『どれ、どれ〜。』

お加代
『はい、いくわよ〜、上向いて。』

お恵美
『そんなに近くて大丈夫?
 ねぇ、鼻の穴アップ狙ってないぃ?』


お恵美
『アップならコレにしてね。自分で縫った襦袢さ♪』





お加代
『わたくしがここの女主人、お加代です。
 取材はちゃんとアポとってくださらないと困ります
 わ。』




『キャハハハハ、なんちゃって〜。』



  『お加代さぁん、一人でナニ盛り上がってんの?』



 K♪さん宅では大はしゃぎのワタクシ達でした。本日の私はやっと手に入れた縞の着物。写真では見えませんが、太いベージュの縞の間に茶や赤の細い縞が入っています。こういうオーソドックスな縞はナント初めての1枚。特に難もなく1000円という安さ!ありがたいです@着物バザー。
 バッグも着物バザーの帰りに「池田」で購入したもの。アンティークの総ビーズ。なのに1500円よ、これはもう悩む間もなくレジでしょ。たっぷり入る大きさで実用的。良い買い物しました。
 羽織の柄は線画の抽象的なバラです。これはヤフオクなんですが競り合いもなく安くゲットできて、かえって不安になっちゃいました。だってサイズはOK&コンディションもいい&安い&銘仙だよ、なのに誰も手をつけないなんて…。届いてみたら写真より素敵だった。ラッキ。たまに皆の死角になるお品があるのね。




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