着物日記2008/10/25

記憶のトビラ




同窓会にいってきました。

誰かの「そういえば・・・○○したよね」の言葉に、記憶のトビラが開いて、 その言動は思い出したのだけど、 その理由「なんでそうなったんだっけ?」に誰も答えられない。
さすがに30年以上経つと、記憶のトピラも途中でギシギシ止まるんだわな(笑)




★ 今日のこしらえ ★

孔雀の羽と勝手に呼んでいるお召しに半幅帯。
後ろは適当、リボン結びの後にタレかぶせて無理やりお太鼓風。
半襟は黒と決めてました。足袋も黒ベース。 同窓会くらいなら遊び心があるくらいのがいいっしょ。
首元が暗くなるので明るさのバランスを淡色系の帯と新橋色の帯揚げでとりました。

今回のこしらえは、 Ponia-ponの店主らふさんの本「大正ロマン着物女子服装帖―ポニア式コーディネート術」を大いに参考にしました。
まず「お召し」のチョイスが大正解。 本に「お召しは街に溶け込む」「着ていてラクで、目立ちすぎない」と書いてあったんです。 当日の全体写真をみても他の人(洋服の人)と受ける印象は全然変わらないし、確かに馴染んでた気がする…。

そして、新橋色の帯揚げ、らふさんイチ押しだったので今回取り入れてみました。
らふさんのコーデにもよく使うらしいのですが、 「ブルーの帯揚げはアンティーク着物のコーディネートを大人っぽく仕上げてくれるのでオススメ」 だそうです。
本の中でブルーの帯揚げを使っているコーデはなんかすごーくお洒落なんですよ。 もちろん着物と帯もステキなんですけどね、帯揚げの色が効いてるんですワ!
因みに、 私が最初、頭に浮かべた帯揚げ色はピンクか黒系だったんですけど、これが全くNG。 ピンクは無難そうですけど全体がノペーっとして、着物も帯もイキイキしないのです。
帯揚げ1つで? って思いますがこれが強力な小物だったりするんですね〜。



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